最近、私のタイトルを、タントラ・ティーチャーに「変え」ました。
と言っても、悟りを開いたグル になったのでは、ありません・・・
現代における、タントラ・ティーチャーは、
日常において、タントラの道を生きるための、導引役のようなものです。
<そもそも、タントラとは?>
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まずは、現代において「タントラ」と呼ばれるものの形は、様々、あります。
・チベット仏教・密教・インドの伝統タントラのように、
僧侶・司祭の元で、宗教的に、受け継がれているもの。
・ヨガとして、古来から実践されてきた、タントラヨガ。
・現代人のニーズに合ったようにデザインされた、ネオタントラ、など。
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現代において、タントラ・ティーチャーと呼ばれる人たちは、
タントラヨガか、伝統タントラをわかりやすく解釈している人、
あるいは、ネオタントラを教えている人が多いと、思います。
私自身は現在、ネオタントラを教え、
タントラヨガのティーチャー達と、コラボしているので、
ここでは、ネオタントラについて、少し、触れたいと思います。
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ネオタントラは、
呼吸、ムーブメント、瞑想、ダンス、ヒーリングのワーク、セクシュアリティ、自然とのつながり、
様々なメソッドを用いて、人を本来の十全な自分へと導きます。
そして、ネオタントラは、現代において抑圧されがちな、感情や
性のテーマ「も」扱うことで、タントラで必須である、エネルギーの覚醒と、
解放を、行います。
======ちなみに「セクシュアリティとセックス」のみにフォーカスした、
通称「カリフォルニア・タントラ」が、「ネオタントラ」だと、
言われている事が多いのですが、私自身は主にOshoのネオタントラを
教えており、「神聖な性」はその一部です。======
<ネオタントラ・ティーチャーに必要な能力・経験>
テーマ的に言って、ネオタントラのティーチャーは、
他のジャンルの瞑想・ヨガのティーチャーには、
必ずしも要求されない能力が、
求められることがあります。例えば、
ー 極端な環境下で、場のホールドをできる力を持つ
ー 偏見ができる限り、少ない
ー バウンダリーと言われる、引くべき一線を引ける
ー 起こる全てを、愛と瞑想の元に包み込める
こういった事ができるようになるためには、
日々、自分の闇に向き合うこと:
「誰かを癒やし、助けようとする」のではなく、
自分を突き詰めていく事が、
世界を癒すための、ほぼ全てだ、と感じています。
その上で、繊細なグループ・ダイナミクスに習熟する、
経験を積むこと。
「ティーチャーの質」という意味では、
今起こっていることは、
ー タントラを教えるティーチャーの質が、玉石混合
ー タントラで扱うエネルギーや感情は、
とても繊細で扱いに注意が大切なものであるにかかわらず、
しっかりと安全に場をホールドできるティーチャーが少ない
ー ワークの後に起こりうる、様々な状況に応じた、
フォローができる能力があるティーチャーが少ない
という事が起こっています。
こういった理由から、経験豊富なマスターから、
こういった事を含めて、きっちりと伝授を受ける
ティーチャーズ・トレーニングが、大切と考えて、
私自身は、今年から2年間、タントラマスターから、
タントラ・ティーチャートレーニングを受けていきます。
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タントラは、体感しないとわからない世界なので、ワークショップへのお誘いをしています。
6-7月のforestbeatsのタントラのワークは、以下から、チェック下さい♫