21世紀のコミュニティをリデザインする、パーマカルチャー。
自然の原理を、巧みにランドスケープ・コミュニティ・社会のデザインに取り入れるこの手法も、
また森へと向かっています。
今年2月、インドのゴアで、18カ国から集まった年齢・背景の様々な人達とともに、
パーマカルチャーデザイン認証コースを受講しました。
(写真:パーマカルチャーのデモンストレーションサイトにて。
居心地の良い、木陰の素敵な野外ベッドルーム。食べられる植物に囲まれた空間!)
コースの講師陣は、パーマカルチャーの始祖を始めコアな実践者たちから学んできた本格派で、
最近のパーマカルチャーのトレンドも、先端を知る彼らを通じて少しつかんだように思っています。
そのトレンドの一つは、、
森に還る!
パーマカルチャーの世界では、Forest gardens, Edible forests などと呼ばれています。
畑の中に、自然の森の生態系をを模して、果物・ナッツなどの木を中心とした生態系を作り上げます。
熱帯・亜熱帯を中心に、アグロフォレストリーとして知られる農業の手法とも近く、先住民の伝統にも基づくもの。
(写真:木が生い茂る、パーマカルチャーのデモンストレーション・ガーデン。)
森のある畑を作ると、どんな効果があるかというと、、、
・生態系が、再生される
・森を食する、食生活へ近づいていく
講師のRomanによると、
これからの畑はもっと自然の生態系に近づいたものになるべきだ。だから、これからはForest gardens。
とのこと。
そして、畑が森になる事で、ナッツやキノコ、果物・ベリー、森に生える植物・ハーブなど、
森を食するようになります。森から採れる食材は、栄養豊富で知られています・・
今年6月・8月のアメリカへのジャーニーでは、森を食する方法についても、ワークショップでカバーされます。