「なぜ女性だけのプログラムなの?」 「男女というカテゴリーは、もう古いんじゃない?」

などの疑問やコメントを、時々受けています。
私は、男女性の調和を取るためにも、女性だけの時空間を大切にしています。

そして、性別という人の側面を慈しむ事と、性別を超えた人間の全体性や、かたちを超えた人間の存在を大切にする事は、

決して矛盾しない、と考えています。

大切なテーマなので、 私なりの見方を、少しづつ、書いていきますね。
<女性独特の、安心感>

女子限定体操・ヨガ、 女子会・・・

女性向けのワークが大好きな私でも、私は最初、日本に帰ってきた時に、実は男女の分離度に、ちょっと驚きました。

ある時、女性が男性の存在に安心ができないベースには、痴漢やハラスメントが蔓延する社会があるという事に、

友人との会話から気がつきました。
そんな、性のトラウマを差し置いても、生理的に、女性は男性と一緒の時にいる時と女性だけでいる時では、体に変化が出ます。

要は、いい意味で、 自動的に、緊張するのですよ。

タントラで、「極性」とも呼ばれるものにも、つながります。
女性だけでいると、この緊張感がないことが、父親的存在の与える安心感とは異なる、

ある本質的な安心感につながる、という事が、言えるのです。

さらに、「男性の前だと言いにくい事」がシェアできたりします。悪口とか、隠すとか、ではなくって、

秘密のことだって、あっていいんです。言いにくい事がある事自体を、ジャッジなしで受け入れる場が、あっていいんです。
男性への愛を深めるためにも、女性同士で集まる

女性で集まる事で、起きる事。それは、いかに自分の悩みが、他の女性の悩みと似通っているかに、気づくこと。

そんな悩みのうちの多くが、男性との関係、そして自分の内にある女性性と男性性のバランスの崩れ、なんです。
鏡とも言える他の女性の存在を見、女性という鏡を通して自分の姿が観られた時に、

男性に向かい合っていた時には、少しぐらついていた、女性としての足元が、しっかりとしてきます。
自分の足でしっかりと立てた時、自然と、男性との関係が、愛と調和の取れたものにシフトしていく。

これを、私はいつも、女性が集まる中で、見てきました。

まぁ、押さえつけていた男性への怒りが、女性が集まる事で、表面化して、どっかーんと出る場合も、ありますけどねー!笑
女性と男性への、両方の愛を深めるためにも、ぜひ、女性同士で、集いましょう。

LGBT/gender fluid、女子会と私のプログラムがどう違うのか、などは、またのブログにしたいと思います。