タントラとは
古代インド発祥の叡智、タントラは、“普段の生活を生きる、常人のための精神プラクティス”とも、言えます。
チベットでは、仏僧が独自のチベット・タントラを開発しました。僧たちは長年に渡って厳しい修行を受けます。
20世紀に入って、西洋に伝わったタントラは、かつての秘伝的教えから、現代人にわかりやすい解釈をされ、
瞑想・ダンス・体感ワーク・様々な形のワークを組み合わせ、心理学的なアプローチも加えながら、
現代に生きる人々が、生き方に光明を見出すための精神のプラクティスとして、普及しています。
身体に深い叡智を見出し、大自然のエネルギーを自らのうちに体現し、日々の生活の隅々に取り入れやすい実践性と、
人生を大転換させる画期的な改革力を持っているタントラは、「相対する二極を融合するもの」とも呼ばれ、
人生の葛藤をいやし、生命感と輝きを人生に取り戻す、パワフルな実践哲学、また現代社会の様々な行き詰まりを打開する
アプローチ、として、5年ほど前から、世界中で学ぶ人々が激増しています。
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タントラでないものとは
- 性の部分だけを抜き出して、タントラと呼ぶ事。タントラの著名な経典の中でも性のテーマを取り扱うのは10%だけ。タントラは、性のトラウマを解放し、性に肯定的になりながらも、そこにアイデンティティを見出すことなく、もっともっと、大きなものに向かっていくプロセス、とも言えます。
- カーマスートラ。タントラは性、快感、官能を包括して高次元の意識へ高めて行き、また、現代的なタントラは、性に関するヒーリングの道を提供していきますが、性の秘技=タントラではありません。
- タントラのワークを持って得られたパワーを使って、自分の欲望を叶えようとしたり、他人をコントロールしようとする意思・行為。