-大自然の如く。 生命感に充ち満ちた、輝きの人生を生きる–
怒りなど”負の感情”や、人生の”闇”、男女間の不調和、性への羞恥心や痛みなど、
葛藤・相対する、人生と世界のさまざまな側面に光を当て、「桃源郷」—融和の境地—を生み出す。
「毒を蜜へ変えるもの」とも呼ばれ、世界で実践者が激増中の、究極の実践哲学「タントラ」。
葛藤に満ちた人生に、大自然のような、あふれる生命感と輝きを取り戻すきっかけを見出し、
男女性の調和と生命エネルギーの高揚の中で、より高い意識へつながっていく。
タントラのワークを通じ、深い他者との関係性、自分の根源的な癒し、
そして生きる喜びへと、心と体、精神を解放していきましょう。
<タントラとは>
「タントラ」という言葉は、「縦糸と横糸を掛け合わせた織物」「拡大」「方法」といった様々な意味を持ちます。
古代インド発祥の叡智、タントラは、“普段の生活を生きる、常人のための精神プラクティス”とも、言えます。
身体に深い叡智を見出し、大自然のエネルギーを自らのうちに体現し、日々の生活の隅々に取り入れやすい実践性と、
人生を大転換させる画期的な改革力を持っているタントラは、「相対する二極を融合するもの」とも呼ばれ、
人生の葛藤をいやし、生命感と輝きを人生に取り戻す、パワフルな実践哲学、また現代社会の様々な行き詰まりを打開する
アプローチ、として、世界中で学ぶ人々が激増しています。
<現代的なタントラ>
20世紀に入って、西洋に伝わったタントラは、かつての秘伝的教えから、現代人にわかりやすい解釈をされ、
瞑想・ダンス・体感ワーク・様々な形のワークを組み合わせ、心理学的なアプローチも加えながら、
現代に生きる人々が、生き方に光明を見出すための精神のプラクティスとして、普及しています。
現代的なタントラは、伝統タントラの精神を受け継ぎながら、体感を通じたヒーリングワークを含みます。
こと現代の私たちの社会で抑圧されている性のエネルギーを、高次の目的や創造性へと昇華させたり、
性のトラウマや課題に向き合うワークでも、知られます。
私のタントラのワークでは、愛と瞑想を融合させ、セクシュアリティの解放のみに焦点を置くよりも、
性を、私たちが進化して目覚めていく中の、欠かせない一部分として、アプローチします。
<伝統的なタントラ>
インドの伝統タントラは、瞑想、ヨガ、儀式などで構成され、みなさんがヨガスタジオで習うヨガアサナの産みの親でもあります。
男性性と女性性を始めとした個人の内なる2極の活性化とバランス、また身体のエネルギーを高次の意識へ昇華させる
プラクティスで知られています。また、大自然からインスピレーションを得て、生命感に満ちた瞬間を生きる事自体が
プラクティスとなります。身体を全面的に肯定し、禁欲をルールとする精神哲学と対極に位置しています。
また”エネルギー”と”意識ーコンシャスネスー”の両方を高める精神哲学でもあります。
チベットに渡ったタントラは、独自のタントラ仏教となり、タントラ仏教は、日本にも密教として伝わりました。僧たちは長年に渡って厳しい修行を受けます。この教えでは、性のエネルギーについてはほとんど触れられず、性的には禁欲がベースとなります。
古代中国では、タオの叡智により、独自のタントラ的な性エネルギーの秘儀が、王宮で発展しました。
タントラはまた、女性性的・男性性的な精神性のバランスを重んじた精神哲学です。インドの伝統タントラは、女神信仰を中心とし、
女性性の自然な表現としての美や豊穣、身体を、精神性を高めるツールとしているのはこのためとも言えます。